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遅れてやってきたハネムン その9

★2011年10月8日(土)

朝、目覚めてベランダのカーテンを開けると、
窓ガラスもデッキテーブルも、潮でベタベタになっていた。

9階のこの高さまで飛沫が達する程、海が荒れたのかと思うと驚いた。
昨夜は、ほんのわずかしか揺れを感じなかったのに。


潮でベタベタになっていたものの、お天気はうす曇り。
海は平安な様子。

しかし、航海の安全確保のため、寄港地はマルセイユから少し西の都市、
トゥーロンへ変更に。

もう、ガッカリしすぎた。。。

マルセイユは、ハネムンの中でもとても楽しみにしていた寄港地で、
日本からの下調べもしっかりして来ていたのに。。
ブイヤベースを食べようと思ってたお店も、行きたかった歴史博物館も、
目前にして叶わず・・・


このハネムンの中でも、最後の寄港地。

情報は何もないけれど、フランス語圏には違いないし、
下がった気持ちを取り直して、下船した。


ところが。

急遽、変更になった寄港地にとまどっていたのは、乗客だけではなかったらしい。
トゥーロンの市内までの送迎バスが、なかなか来ない。

もうすでに下船した人が、バスに乗る為に長い行列を作っている。
肌寒いうえに、時おり小雨も混じる冷たい風が、並ぶ人々に吹きつける。

昨日までは、半そでの服で足りるような気候ばかりの中にいたから、
みんな寒そう・・・服持ってきてないんだよね。。。

寄り集まって風を避けながら、30分くらい待ってようやくシャトルバスに乗り込めた。


さてさて、市内の港に到着。

市街地に入る前に、港に漁船がずらりと並んでいる。
ひとつひとつの船に、愛称が記してある。
名前を読み上げながら歩いた。

すぐに市街になり、相変わらず肌寒いお天気の中、街をぷらぷら。

広場に生花や青物の小さな市が立っていたが、ちょうど店じまいを始めた様子。
しかし、午前10時くらいでまだ早いのか、その他のお店が開いていない。

観光案内所に行ってみたが、有用な情報は得られず。
地図だけもらって、適当に散策してみることに。

1時間程は歩いただろうか。
行けども行けども、通りは閑散として、店は閉まっている。。。
私もダンはんも、いい加減、歩き飽きてきた。

ぶぅぶぅ言いながら、最初の広場に戻ってきた。
やることが見つからないので、近くにあった大型スーパー『カルフール』へ。
ここで、小腹を満たすためのおやつやを買った。

普段から、食料品売り場が大好きな私は、
朝から下がりっぱなしの気持ちを少し持ち直すことができた。

ダンはんも、カルフールで購入したジュースが嬉しかったのか、
少し気分を持ち直していた。


お昼近くなり、太陽もやっと顔をのぞかせて、気温も少し暖かくなった。


そのまま、もう遠くへは行かず、船がざくざく並ぶ港沿いを散歩。
私たちが市街地を歩き倒している間に、港沿いのお店は開店していた。

この港沿いのレピュブリック通りは、観光用の通りで、
海を眺めるテラス席があるカフェや、みやげ物屋さんなどが並んでいる。
そこに陽が差してくると、急に南仏の風景になった気がした。
ちょうど3組合同らしい結婚式にも出会い、陽気な雰囲気にも触れることができた。


ベンチで日向ぼっこしながら、スナック菓子を食べるダンはんを残し、
私は本屋さんで、絵本やら児童書を物色。
楽しくて楽しくて、この時点で私のご機嫌は完全に麗しく復活。
だけど、たくさん欲しい本があったから、1冊にしぼるのが大変だった・・・


トゥーロンには、18時まで滞在できたが、
もう満喫したので早めにスプレンディダ内に引き上げた。


部屋に戻ってから、私は一方的にダンはんに腹を立てた。
(理由は、もう思い出せないくらいの些細な事・・・何だったっけ?)

一緒の部屋にいられない!
と、プンスカした私は、6・7階のデッキへお散歩に出かけた。
潮でベタベタに濡れた床の、風の強いデッキには、人の気配がなく、
しばらく海を眺めていると顔も髪も塩っぽくなってしまった。

せっかくなので、まだ行ってない方を探検してみた。
デッキを船首の方へ向けてどんどん歩いていくと、
急に内装の雰囲気が倉庫のように殺風景に変わって、閉められたドアで行き止まりになった。

引き返すとすぐに、一人の男性に会った。

目が合ったのでニッコリしたら、
「そっちは行き止まりでしょ?」と言われた。
英語とフランス語で、少しだけ話した。
とても瞳の澄んだ、やさしい物腰のおじいちゃん。
その男性は、フランス人の奇術師で、今夜のショーに出演するらしかった。
「ヨーコ、今夜は見に来てくださいね。」と言われ、
私も見に行くことを請け負った。
いつのまにか、嫌な気分はどこかへ行ってしまっていた。


今夜は、船内の中で過ごせる最後の夜。
楽しまなければ!!!


最後のディナーは、ドレスコード・カジュアルで、気楽に楽しめた。
スーディア君のサーブもラスト。
食後に、忙しそうなスーディア君を呼び止めて一緒に写真を撮ってもらった。
シャッター係を探していたら、どえらく上司らしい人がにこやかにやってきて、
写真を撮ってくれるという。
そのせいで(?)、スーディア君の笑顔がひきつった記念写真になった。


食事の後は、ショー!
少し早めにシアターに行って、真ん中の前の席をゲットした。
まず、スプレンディダの乗客の子どもたちのお遊戯があって、
その次に、件のマジシャンは登場した。
オーラがとんがっていて、数時間前に会った同じ人とは思えなかった。


明朝には船を降りる。

下船に備えて、荷物をトランクに詰めて午前1時までに部屋の前に出さなければいけない。
荷造りしていたら、さみしい気分になった。

荷造りのあとにカフェテリアに行ってお茶を飲んだ。
1週間、早かったな・・・。
思い返すと、ますますさみしくなってしまった。

明日は、この船に乗ったジェノバの港にとうとう下船。


☆写真
CIMG1312.jpg
バス待ちの人の列 photo by danhan

CIMG1316.jpg
名前を持った漁船たち photo by danhan

CIMG1323.jpg
小さな市と、閑散とした市街 photo by danhan

CIMG1326.jpg
レピュブリック通り photo by danhan

DSCN2035.jpg
レピュブリック通りからみた海は船がざくざく photo by yoko

CIMG1329.jpg
合同結婚式の花嫁さん photo by danhan

CIMG1333.jpg
大興奮の本屋さん photo by danhan

CIMG1334.jpg
カルフールで買ったスナック photo by danhan  
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